みんなのチャレンジ基地ICLa「第0期てみるスカラーシッププログラム」のご案内
はじめに
静岡市駿河区小鹿にある「みんなのチャレンジ基地ICLa(以下、ICLa)」は、大学生をはじめとした若者たちが「やってみよう!」と一歩踏み出すことを応援する場として、コミュニティスペース運営や様々なイベント・プログラムを実施しています。
(日頃の活動はインスタから!)みんなのチャレンジ基地ICLa インスタグラム
https://www.instagram.com/shizuoka_icla/
「できそうにない」って思ったり、「やってみたいけど、どう始めていいか分からない」と思ったり、きっと、モヤモヤっとした感情が学生のみなさんには渦巻いているかもしれません。
わたしたちは、そういったモヤモヤっとした状態からでも、「分からないからこそ、やってみよう」という一歩を踏み出してもらえるようにしたい。
やってみることで、想像していた何倍も自分の世界が広がったり、学びにあふれた未来に出会うことができるんだ!というメッセージと機会を届けたいと考え、この度、みなさんが何かをはじめることを応援する「スカラーシップ(奨学生)プログラム」を試験的にはじめます。
その名も「てみるスカラーシッププログラム」です。
「てみるスカラーシッププログラム」って?
ICLaにはたくさんの有志の個人の方や企業の皆さんが「サポーター」として参画してくださっています。
「若者たちのチャレンジを応援したり、一緒にやってみたい!」という想いを持った方たちからご寄付(会費)をいただき、拠点運営や学生活動支援に活かすために基金「てみる基金」としての仕組み化すべく、検討や試験運用を進めています。
*「てみる」とは、「やっ“てみる”」という言葉から生まれています。
「てみるスカラーシッププログラム」は、サポーターの皆さんから託されたご寄付を原資としたプログラム。
「やってみたい」とおぼろげながら抱くみなさんが、相談員による活動・学びの支援と活動助成金を受けながら、やってみたいことを形にしていきながら学びを深めるプログラムです。
スカラー生(奨学生)として、みなさん自身の「やってみたいこと」に取り組み、自分自身にどんな学びがあったのか、どんな変化があったのかを振り返って、伝えることをゴールとしています。
プログラムの4つの特徴
その1 社会的なモノサシで測らず、みなさん自身の「やってみたい」を大事にします。
様々な奨学金制度や活動助成金の制度がありますが、「その取り組みで社会にどんな影響があったか?」「地域のどんな問題が解決されたか?」など、社会の中でどんな意味があったのか?を求められることが多くなってきました。わたしたちは、あえてそういったもので測らずに、みなさん自身の「やってみたい」という気持ち、こうなりたい未来像を大切にしながら、「自分自身にどんな変化があったのだろう?」という点を重視しています。
その2 途中で方向転換したり、やめたっていいです。
「やってみたい」ことって、移りゆくものですし、揺れ動くもの。続けることで見えるものはたくさんありますが、途中で方向転換して、進む道を変えてみたり、場合によっては、「最初の目標はあそこまでだったけど、ここまで!」と、途中でやめたってOKなプログラムです。
だけど、そこまでの「学びや変化」は丁寧に振り返って、次の自分を育てる肥料にしましょう。
その3 相談員が、始め方や進め方、振り返りを一緒に取り組みます。
一人で始めて、進めていくのが大変、しんどい、自信ない・・・という人も多いと思います。なので、「てみる」では、相談員がみなさんのサポートを進めていきます。
計画を練り直したり、進め方を考えたり、振り返って学びを整理したり、学び溢れる時間になるように、一緒に歩いていきます。
その4 サポーターのみなさんをはじめとした「学びの報告会」で報告します。
プログラム期間の最後は、みなさんの活動支援金をはじめ、応援してくれているサポーターのみなさんや関係者への報告会に参加し、「どんなことをやって、どんな学びがあったか?」を報告してもらいます。自分の学びを他者に伝えることで、また新しい学びが生まれたり、それを聴いた誰かが勇気をもらえるかもしれません。学びを閉じずにひらいてみましょう。
第0期てみるスカラーシッププログラム募集要項
●対象者
「やってみたい」ことがあり、これから始めようとしている、もしくはすでに始めている学生(大学生・大学院生・短大生・専門学校生・高専生が対象)。個人だけではなく団体でも申請可能です。
※終盤に実施する「学びの報告会」への参加が必須となります。
※「やってみたいこと」の内容は問いません。
例えば、こういった活動だってOKです。
「編集ソフトを買って、自分で作曲して配信してみたい。」
「1週間、青春18切符で行けるところまで行ってみたい。」
「将来絵本作家になりたいけど、まずは自費出版してみたい。」
●募集人数
1名〜5名(もしくは団体)
●サポート内容(活動支援金、その他)
(1)活動支援金 上限 50,000円
※申請した金額が満額助成される訳ではなく、審査・打ち合わせなどを通じて変更になる可能性があります(例えば、4万円で申請したものの、その後の打ち合わせで「これも買う必要があるから5万円にしたら?」ということもありますし、逆もあり得ます)。
(2)相談員
第0期は以下のプログラム・ディレクターがサポートします。
・天野浩史(みんなのチャレンジ基地ICLaセンター長/大正大学地域創生学部助教)
・小森史靖(みんなのチャレンジ基地ICLa副センター長)
(3)その他
申請内容を確認し、こちらから提案する場合もあります。
(活動を進める上でアドバイスをくれそうな人や会社、既存のプログラムなど)
●プログラムの流れ
4月22日〜5月31日 申請受付・随時審査
申請フォームにて提出してもらった後、随時審査を行います。
審査期間中に内容の確認で連絡したり、打ち合わせを行う可能性もあります。
6月1日〜 スカラー生採択・相談員との初回打ち合わせ
6月にスカラー生として採択し、相談員との初回打ち合わせを通じて活動を具体的に進めていきましょう。
※その後は個別で活動を進める間に、随時相談したり、振り返りを実施します
時期未定 第0期てみるスカラーシッププログラム報告会
今回採択されたスカラー生の活動の目処がついたタイミングで、報告会を実施します。
日程は都合を伺った上で調整しますが、参加が必須となりますので、必ずご参加ください。
●審査の基準
以下の観点を重視して審査を行います。
なぜ、それを「やってみたい!」の?
みなさん自身のライフストーリーも含めて、どうしてその活動やアクションを「やってみたい!」と考えているのか、申請内容や追加の質問等で確認し、審査いたします。
●その他注意点など
・第0期のプログラムは、ICLaをフィールドとしたアクションリサーチ「大学生のプロジェクト生成支援に関する研究(責任者:天野浩史)」の一環として実施いたします。また、第0期は試験的取り組みでもあるため、今後のプログラム改良のためのヒアリング等にもご協力いただく予定です。あらかじめご了承ください。
・スカラー生として採択後、活動の過程などをICLaのメディア(ホームページ、SNSなど)で発信していきます。より多くの人にこのプログラムのメッセージを伝えることにご協力いただけると幸いです。ただし、対外的に発信したくないという方もいらっしゃると思いますし、発信が前提となって「やってみたいことができない」ことは私たちは望んでいません。遠慮せずに申し出てください。
申請フォーム
こちらの申請フォームから申請ください(Googleフォームにリンクされています)。
項目は以下のとおりですので、下書きしてから入力してもらうといいかもしれません。
【1】まずは、あなた自身のことを教えてください。どんなことをしている人なのか、どんなことを感じているのかなど、自由に書いてください。
【2】今回申請する「やってみたいこと」のタイトルを教えてください(例:編集ソフトを買って、自分で作曲して配信してみたい!)
【3】それはどんな内容ですか?現時点のイメージで大丈夫ですので、具体的に教えてください。いつまでに●●をするなど、計画があるとなお良いです。
【4】なぜそれをやってみたいと思ったのか、理由を教えてください。
【5】今回、あなたのやってみたい!をてみるスカラーシッププログラムに申請しようと思った理由やプログラムに対する期待を教えてください。
【6-1】今回申請するにあたり助成希望金額の総額を教えてください。(例:50,000円)
【6-2】申請金額の内訳を教えてください。なお、採択後に金額の一部修正されることは問題ありません。(例:ソフト購入費用35,000円、取材旅費15,000円)
【7】最後に、プログラム終了後にあなた自身がどんな状態になっていたいか、教えてください。
主催・お問い合わせ
みんなのチャレンジ基地ICLa(NPO法人ESUNEが運営)
info[@]s-esune.com
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