静大フューチャーセンター8周年記念セッションが開催されました!

昨夜は静大フューチャーセンター8周年記念セッションが開催されました!

総勢約30名が集まり、様々なセッション(まさに即興の演奏!)・ワークショップを通じて対話を深めたり、気づきを生み出していきました。

少しだけ、当日の様子を増田さんのグラフィックレコーディングと共に振り返ります。


オープニングセッションでは、総合司会のこもりんといけちゃんの進行(紅白歌合戦ばりの進行でした)の後、初代ディレクター、3代目ディレクターによるオリエンテーションと、初めての方向けに「フューチャーセンターとは?」の小話。

様々な定義がありますが、5つの概念・キーワードから作られる場であること、そして静大フューチャーセンターはこれまでそういった場を約80回!、代が変わりながらも継続して運営してきました。

そしてお試しセッションへ。様々な角度から考えること、そして出会った人とともに協力することが求められるのがフューチャーセンター。

◯からの連想をグループごとに考えてみましたが、たった10分で100個以上!生まれるグループもあったりで、「あ〜そういう考え方もできるのかー」という発見もあった時間になったようです。

その後、静大フューチャーセンター誕生を、宇賀田先生と初代ディレクター天野と共に当時の様子を振り返り、本セッションへ。


セッション①では2代目ディレクターこなひろさんからのアジェンダ「社会的なつながりで子どもを育むには?〜令和時代の子育てアイデアを語ろう〜」を全員で深めることに。

様々なアイデアも生まれましたが、「間接的に親の背中から学ぶ」ことの重要性の気づきもありました。りおちゃんも登場してくれて、大切な問いを和やかな中、考える時間になりました。


セッション②では、オープンスペーステクノロジーという手法をオンライン版に改良した「お選びトーク」で、参加者から持ち込まれたアジェンダを深めました。こんな感じの4つのアジェンダから、それぞれ対話。

大学1年生いけちゃんは、20分の対話の中で、人生が変わったかも?しれませんね!


最後は現役ディレクターズからのアジェンダ「静大フューチャーセンターの未来」

参加者の皆さんから存分に「静大フューチャーセンターに期待することは?」という問いから生まれた想いを語っていただきました。

どこか無責任な意見に見えるかもしれませんが、不思議なことに、話していると知らず知らずに自分もその一員(未来のステークホルダー)になっている、まさにフューチャーセンターらしい、未来への想いを起点に考える場のコンセプトがあることで、予期せぬ発見・気づきが誘発される、そんなな時間になりました。

最後は気づきの共有。本当は全員の気づきに触れたいところですが、時間がなかったので、締めは家主ウーさんこと宇賀田先生の気づきで。

例年とは少し異なる方法で行いましたが、それもあってか、現役ディレクターとOBOGディレクターの繋がりも深まり、新しい静大フューチャーセンターが始まる気配を感じます。


8年前とは静岡の状況も変わり、そして世界の状況も変わっていく中で、代が変わり(つまり、運営する学生が変わり)ながらも、そのとき出会った人々とともに、大切な問いを深め、新たな意味をつくり続けてきたのが、静大フューチャーセンターなのではないかと思います。出会いが制限される世界の中で、それでも多様な出会いをつくり、対話し、共創するような場をこれからも開き続けていってくれる、いや、他人事ではなく、OBOGとして、その場に出会った一人として、ともに開いていきたいと思います。


以上、静大フューチャーセンター初代ディレクターあまののレポートでした!

※グラフィックレコーディングは、静大フューチャーセンターOBOGのかいちょーこと増田彩香さん(静岡大学地域創造学環2021年卒)にお願いしました。増田さんは日頃からグラフィック化やプロセスの可視化をお仕事としてお受けしてますので、「ぜひやっていただきたい!」という方は、天野までお声がけください。